1ヶ月ほど前に「眼と脳と体と心のためにネットサーフィンの時間を減らそうと思う」というブログ記事を書きました。
過去何度もネットサーフィンを辞める!デジタルデトックスする!と鼻息荒く意気込んでいましたが、1週間ほどでうやむやになっていました。ところがなんと今回は……いい感じで続いています。自分でもびっくりです!
ということで、デジタルデトックスを意識して1ヶ月経過した私の、デジタルデトックスのやり方と1ヶ月で実感した効果をお伝えします。
私のデジタルデトックス
デジタルデトックスとは、PCやスマホなどの電子機器から距離をとることです。といっても、PC、スマホは上手に活用すれば便利なアイテムなので、完全に使わないことは私にとってデメリットになります。
そこで、私が取り組んだデジタルデトックスは「無駄なネットサーフィンをしない」です。
たったこれだけですが、私はネットサーフィンをしている時間がとても長く、ひどいときは1日中PCとスマホでネットを見ています。PCを開いたもののブログを書く気になれない場合や、調べものをしているときなどは8時間は見ているのではないでしょうか?
しかも、調べものも最初の方は本当に必要な調べものなのですが、30分後には全く関係のないことを調べていたりします。その結果、心身に悪影響が出ていることに気付きました。
詳細は過去のブログに書いた通りなのですが、今回私がデジタルデトックスを心がけた理由は以下の通りです。
- 眼を休めたい
- 脳を休めたい
- 体を休めたい
- 心を休めたい
詳細を書いた過去ブログは↓↓です。
私のデジタルデトックスのやり方!4つの対策
- ドラマにハマる
- 手帳を持ち歩く
- PCを使う時間を決める
- 調べものをする際はあらかじめ使用時間を決める
私のデジタルデトックスのやり方も上記リンク先の過去ブログに詳しく書いていますが、簡単に説明するとこの4つです。1ヶ月経過した現時点で感じる、それぞれの効果をお伝えします。
1:ドラマにハマる
ネットサーフィンをする代わりにドラマを見ることにしたのですが、これは結構効果がありました。もともとドラマや舞台、小説などの「ものがたり」が好きなので、私にはあっていたようです。録画したドラマだけではなく、無料の動画配信サイトなどを利用して、過去に見逃したドラマや好きだったドラマを見ています。
1本見ると45分くらい経っていますし、次が気になるのでネットサーフィンをするよりもドラマが見たいと思うようになりました。
動画配信サイトでドラマを見るときは、できるだけテレビ画面で見るようにしています。その方が画面からの距離が保てるため、目や体(姿勢)にいいかなと思っています。
2:手帳(メモ帳)を持ち歩く
自分で考えておきながらあまり期待していなかった手帳(メモ帳)を持ち歩くですが、これがなかなかいい感じです。何か調べたいこと、ひらめいたこと、覚えておきたいこと、食べたものなど、なんでもかんでもメモしています。
このメモとは別にスケジュール管理用&日々の記録用の手帳があるので、メモはきれいに書くのではなく殴り書きや走り書きでOK。あとから必要な情報を手帳にまとめています。またメモと一緒に付箋も持ち歩いていて、メモする内容に応じて付箋とメモ帳を使い分けています。
メモを持ち歩くことでスマホを触る回数が減っただけではなく、スマホに記録するよりも断然楽だと気づきました。スマホは画面ロック解除して、必要なアプリを立ち上げるというアクションが必要ですが、メモの場合はペンのクリップを書き込むページに差し込んでおけば、ワンアクションで必要な情報が残せます。そのため、スマホにメモしていた頃よりも頻繁にメモを取るようになりました。
これまでは家の中でも常にスマホを持ち歩いていたのですが、最近は昼食時などの短時間であればスマホは自室に置いてメモだけを持ち歩いています。また、スマホが傍にあっても、手に取る回数が断然減りました。
記録や書くことが苦にならない方、むしろ好きな方は、メモ帳を持ち歩くことがデジタルデトックスに役立つのではないかと思います。
3:PCを使う時間を決める
PCの使用時間は、これまでは9時~16、17時(途中30分程度はランチタイム)くらいだったのですが、10時~12時と12時30分~15時ごろまでの4~4.5時間程度にするように心がけています。
また、前述のメモ帳にPCとスマホの使い始め、使い終わりの時間を記録しており、スケジュール管理&記録用手帳のデイリーページに1日に何時間デジタル機器を使ったかの記録を始めました。PCとスマホをあわせて5時間以内であれば「よし!やった!」と思いますし(笑)、6時間を超えると「気を付けよう」と思います。
PCの使用時間はその日の作業内容によって変わってくるので、時間だけでははかれない部分もありますが、長時間使った日に限って中身のない使い方をしていることが多いことにも気づきました。PCを使う時間をあらかじめ決めること、実際に使った時間をメモして数字として実感することも、デジタルデトックスの継続に役立っています。
4:調べものをする時間をあらかじめ決める
ネットを使って調べものをする際には、時間をあらかじめ決めておくことにしていたのですが、このことはすっかり忘れ去っていました。
というのも、上記3つでそれなりに効果が実感できているので、だらだらと調べものをすることがなくなったからです。
老眼&近視のダブルパンチのせいでもありますが、デジタルデトックスをし始めるとPCやスマホの画面による疲労に気付きやすくなった気がします。そのため、少し情報を探して思ったような回答が得られなかった場合は、潔くあきらめるようになりました。
たまに長時間調べることもありますが、その頻度はずいぶん減ったので良しとします。
その他デジタルデトックスに効果があったこと!
上記の4つ以外にも、デジタルデトックスに効果があったと感じることを紹介します。
1:ニュースサイトを見ない
PC、スマホを長時間見てしまう1番のきっかけは、ニュースサイトではないでしょうか?ニュースサイトは興味を引くタイトルがついていますし、記事を読み終わったら次々別の記事に誘導するようなつくりになっています。ニュースサイトを見ないようにするだけで、ネットサーフィンに費やす時間がグンと減らせました。
ただニュースサイトを見ないと決めても、ついつい手持ち無沙汰な時に見てしまい、そこからなし崩しになることも多いと思います。実際、過去の私がそうでした。でも今回は、前述の4つの対策でスマホに触る回数を減らし、ハマるもの(私の場合ドラマ)を見つけたことで、ネットニュースを見る習慣がなくなりました。
ちなみに人は21日間続けると習慣になるそうですよ。なので21日間(=3週間)ネットニュースを遠ざけられれば、ネットニュースが気にならなくなるはずです。今では「ガマンして見ない」ではなく、ニュースサイトの存在を忘れている状態です。
2:SNSを見る時間を減らす
もう1つ効果があったことは、SNSと距離を置くことです。SNSを見なくなれば、スマホを触る時間をグンと減らせるはずです。
私的に効果があった方法は、「自分が投稿をしない」と「フォローするアカウントを極限まで減らす」です。人によっては「ミュート機能を利用する」も追加すると良いと思います。
長くなるので今日は方法だけ書きましたが、近々別の記事で紹介したいと思います。
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1ヶ月のデジタルデトックスで実感した効果
約1ヶ月間デジタルデトックス(ネットサーフィンを辞めて、画面を見る時間を減らす)を心がけて実感できた効果を紹介します。
1:集中力がアップした!
期待していなかったのに現れたうれしい効果としては、集中力がアップしたことが挙げられます。必要のないネットサーフィンに時間を費やしていたころは、文章を読むことができなくなっていました。
本が好きで図書館でよく借りるのですが、少し難しい話は集中力が続かずに読み飛ばしてしまうクセが付いていたのです。何度読んでも頭に入ってこなかったり、本を読んでも頭に入らず文字を上っ面でしか見ていないような感覚になったりしていました。
そして最近では、ネット記事でも長文を読み飛ばしてしまうまでになっていました。自分でもそろそろヤバいなと感じていたのです。
それが、デジタルデトックスを意識し始めてある程度時間が経つと、同じ本を読んでいても理解度が違うことに気付きました。今までなら途中で眠たくなっていたような文章を読んでも、なるほど、ふむふむ。というように理解できるので、集中力がアップした(というかもとに戻った)んだなと実感しています。
ちなみに本を読むなら紙の本が好きなのですが、断捨離をしていることやポイントで手軽に購入できる、持ち歩かなくても気軽に読めることから電子書籍も複数所持しています。デジタルの画面を見る時間を減らしたいと思いつつ、視力保護モードや夜間モードを活用するなどしてデジタルの書籍は現状OKとしています。
2:不安が減った
昔はそうでもなかったのですが、この数年自他ともに認める心配性になりました。でも、デジタルデトックスを意識し始めてから、過度な不安を感じることがかなり減りました。これもうれしい効果です。
多分、不安って外からやってくることが多いと思うのです。知らなければ不安にも思わなかったことを知ってしまうから、「自分に降りかかってきたらどうしよう」と不安になる。この年になると、ちょっとした不調でも「大きな不調の前触れか?」などと心配になります。
ネットニュースの不安をあおる記事だけではなく、インスタなどのSNSでも親切な顔して「〇〇の症状がある人は要注意!」などの投稿があるので、自分が少しでも当てはまると不安になってしまってました。その手の投稿は見ないよにしようと思っても、一覧に表示されるので完全に避けるのは難しいですし。
最近はネットサーフィンの時間を減らしていることもあり、そういった不安をあおる記事自体を見ることがなくなったので不安を感じることがグンと減りました。2週間ほど前から週に3~4日ウォーキングをはじめ、日光に当たるようになったことも不安減少への相乗効果があると思っています。
3:ネット見すぎの自己嫌悪が減った
当然と言えば当然なのですが、「ネットを見すぎている」自分への自己嫌悪が減りました。ネットサーフィンをやめたい、デジタルデトックスをやめたいと感じている方は、多少なりともそれが悪いことだと実感しているからやめたいと思っているはずです。
やめたいと思っているのにやめられない。今日もまたネット三昧だった。という事実がなくなるので、ネットを見すぎた自分に自己嫌悪を覚えることもなくなります。傍からみれば「当たり前」で「ばかばかしい」ことかもしれませんが、ネットで自己嫌悪を覚えていた私にとってはかなりのメリットです。
4:時間ができた!
無駄なネットサーフィンをやめると、時間にゆとりができます。代わりにドラマを見てはいますが、ドラマを見るのは少なくとも1時間程度まとまった時間がある時に限ります。スマホは1~2分の空き時間でも手に取ってしまい、そこからついダラダラと見続けてしまいます。スマホを触る時間を減らすだけで、次への行動にさっさと移れるため1日を通して時間のゆとりができます。
例えば夕食後。食べてすぐにお風呂に入るのもな……と思い、15分だけスマホを見ようと思っても、15分でやめられないことが過去に多々ありました。その結果、お風呂に入ろうと思ってから1時間や1時間半経過ということも。
この時間は完全に無駄な時間です。スマホで見ているのも必要な調べものなどではなく、私には関係のないどうでもいい内容だったりします。この無駄な時間を有益な時間に変えられることは、デジタルデトックスの効果のひとつです。
5:要・不要の判断ができるようになる
ネットを使う時間を意図的に減らそうと思うと、必然的にネットを使う目的を厳選することになります。自分にとって重要な事柄の上位からネットを使った用事をするようになると、下位にくるものは本当は自分に必要なかったんだなと実感できます。
たまにネットを使う時間にゆとりがあり、下位の情報を久しぶりに見ても「あれ?こんな感じだっけ?」と思うことも。言葉は悪いのですが……つまらなく感じることに気付きました。自分にとって必要な情報ではなかったということですね。
最初はネットでの要・不要だけでしたが、最近ではネット以外のことに関しても要・不要を考えるようになったこともデジタルデトックスのメリットだと感じています。
6:心身共に休まる!
最後になりましたが、私がデジタルデトックスを心がけるきっかけとなった「眼を休める」「脳を休める」「体を休める」「心を休める」の全てに効果がありました。特に「眼」「脳」「心」への効果は顕著です。先に書いた「不安が減った」も心を休めるの効果です。
自分にとって必要のない情報は脳が自動的に振り分けてくれると言いますが、ネット社会では自分が発信する情報を不要な方に振り分けられないように様々な工夫をしていることが多いように思います。
ただでさえ過度な情報量である上に、すべてがあたかも自分に関係のあるように書かれた記事を見ていたら脳がパンクしてしまいそうです。たとえ脳が正しく振り分けてくれたとしても、振分け機能が疲れ果ててしまうでしょう。
私にとって必要なことは、脳の機能を高めることよりも不要な情報を取り入れないことなんだなと感じました。知らぬが仏をリアルに実感しています。
初めて続いたデジタルデトックス!これからも継続します
ネットサーフィンをやめる、ツイッター見ない、ニュースサイト見ないなど過去に何度も決意した割には実行に移せなかった私。でも今回は自分でも驚くくらいすんなりとデジタルデトックスができています。時間はかなり減らせましたが、SNSも活用しています。
私のやり方は完璧なデジタルデトックスではありませんが、不要な情報を取り入れず、便利に使えればそれでOKです。ただ、現状私の理想までは到達しておらず、まだまだ不要な部分もあるので、今後ネットを何に活用したいのかをきちんと考えていきたいです。
時間のかかるポイ活はすでに辞めていますが、短時間でできるポイ活もどうしようか……今やってる中でも減らせるものがあるのでは?と思ったり、思わなかったり。。。。これからも試行錯誤を重ねて、自分にとってちょうど良いデジタルとの付き合い方を極めたいです!
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