1ヶ月ほど前に、「忙しくないのに時間に追われている感覚がある」とブログに書きました。
そのブログで自分なりに原因を考えて、4つの対処法を試してみることにしました。その効果を1ヶ月後にお伝えしますね!と書いていたのでご報告します。
最初に結論を言うと、ものすごく効果がありました(笑)。取り組んだ初日から時間に追われる感じはなくなり、これまで3日かかっていた予定が1日で終わることも。
そして時間の有効活用法について考えるうちにさらに効果的なやり方も見つかったので、時間があるのに用事が終わらないと悩んでいる方はこんな方法もあるんだな~という気楽な感じでご覧いただければと思います!
忙しくないのに時間が無くて焦るときの対処法
詳細は1ヶ月前のブログに記載したのですが、自分の時間はたっぷりあるはずなのにやるべきことがどんどん増えていく、用事がなかなか片付かないことへの対処法を4つ挙げました。
時間に追われる生活から抜け出す4つの方法
- 前日のやり残しから片付ける
- 1日の「これだけはやる!」の数を減らす
- めんどうなことから取り組むくらいの気持ちで挑む!
- できなかったことよりできたことに注目する
時間に追われると感じる4つの理由に対して、1つずつ対処法を考えてみました。それぞれ取り組んでみた感想をお伝えします。
前日のやり残しから片付ける
予定は重要な順から片付けるのがセオリーですが、今の私にとって前日のやり残しから片付ける方法は効果抜群でした。以前のブログに書いた通り、これまでは前日やり残したことがあってもそのままにして、1日のスケジュールをスタートしてしまっていました。
それを、朝一で前日のやり残しを片付けることで、やらなきゃと思っていたことがぐんぐん片付いていきました(そりゃそうだ!)。しかも、その後でいつもどおりのスケジュールもこなせたのです。これにはびっくり( ゚Д゚)!!
要するに前日やり残したもの=面倒で先延ばしにしていたもので、決して「時間がないからできない」わけではなかったんですね。ほとんどの作業はさほど時間もかからないし、朝のフレッシュな気持ち(?)で取り組むため比較的短時間で終わります。
もともと時間が足りないからできなかったわけではないので、そのあとはいつも通りのスケジュールもこなせるというわけです。
1日の「これだけはやる!」の数を減らす
前回ブログに書いた通りTo doリストのなかから、1日の予定を3つに絞ってみました。その結果、「今日も予定通りこなせたぞ!」と思えるようになり、時間に追われる感覚がなくなりました。
それどころか、比較的早い時間で終わった場合は、To doリストの中から他にもできそうなものを見つけて取り組むため、前述の通りこれまでなら3日かけて済ませていた用事がたった1日で終わることもあります。
また今日はちょっと調子が出ないなという日も、To doリストの中から簡単にできる3つをピックアップすることで、1日の終わりに達成感を得ることができました。その結果、時間に追われて焦る感覚がなくなりました。
めんどうなことから取り組むくらいの気持ちで挑む!
「前日のやり残しから片付ける」と通じるところがあるのですが、面倒なことから片付けると気持ちが楽になり、その後の予定がスムーズに進められます。そのため、1日3つの予定の中に1つだけ面倒な予定を組み込んで朝一に済ませてしまうことで、大きな達成感が味わえてその後のスケジュールがスムーズに進みます。
万が一その予定が終わらなかったとしても、「前日のやり残しから片付ける」というルールがあるため、翌日の朝一に終わるシステムとなっています(笑)。
できなかったことよりできたことに注目する
できなかったことよりできたことに注目するのは意外と効果的でした。今日はスマホばっかり見ちゃったな。今日はだらだらしちゃったな。と思っても、基本的に1日3つの予定はこなしているので、夜寝る前にその3つを思い起こして「いやいや、今日もこの3つをやり終えたじゃない」と思うことができました。
できたことに注目すれば、「今日も時間を無駄に使ってしまった」と無駄に反省することもなく、翌日からも新たな気持ちでスタートできます。実際に3つは予定をこなしているわけですしね(笑)。
どうしてもダラダラする日ってあると思うのですが、ダラダラだけで済まさないこの4つの方法は私には合った方法でした。
時間を有効活用するために新たに取り入れた方法
「時間に追われる生活から抜け出す4つの方法」は私にとても合っている方法でした。ただ、以前のブログに書いた「途中で力尽きてしまう」が無ければもっといろいろな予定、用事がこなせるのに……と欲が出てきました(笑)。
あと、ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を読み、生産性をあげることの大切さを実感したことも大きかったです。
生産性っていうと工場勤務などを想像するかもしれませんが、日常生活でも超役立つ考え方です。気になる方はぜひ読んでみてください。私は図書館で読みましたが、間隔を空けて2回読んでます。
生産性をあげるということは、少ない希少価値でできるだけ大きな成果を上げることです。希少価値は人によって異なりますが、多くの場合お金や時間がこれに当てはまるでしょう。今回私がブログに書いている内容を当てはめるとしたら、少しの時間で楽にたくさんの用事を終わらせるということになります。
これまで実行してきた4つの方法でも高い効果が得られたのですが、さらに生産性を上げる方法はないかな?と考えたときに、「朝型・夜型タイプって本当にあるのかな?」と思いました。
というのも、私は午前中は張り切って「今日はあれもやろう、これもやろう」と思えるのに、午前中にある程度の用事をこなしたりすると、昼食後は全く何もやる気が出なくなるからです。
その結果、昼食後は午前のやり残しを区切りの良いところまで終わらせて、そのあとは早ければ14時くらいからダラダラ過ごしてしまいます。そして、夜も健康のためには早く寝なきゃいけないと思っているので、14時や15時からダラダラし、17時から夕飯づくり、19時頃からお風呂の準備&入浴、21時くらいから自由時間(ストレッチなどをする)、22時には寝る準備を始めて……23時に就寝というスケジュールを一応心がけています(実行できないことも多いです)。
となると、14時以降は生産的な時間の使い方が全くできていないことになります。これってかなり時間の使い方が下手なのでは?と感じたのです。しかも、夜眠たくもないのに無理に寝ている感もあり、46歳頃から夜間に目が覚めてその後眠れないことも増えています。
この点を踏まえて、もし本当に朝型タイプ・夜型タイプがあれば、作業をするのに適した時間帯があるはずだと思いました。そしてその時間帯に沿って行動すれば、楽により多くの予定がこなせるのではと。
さっそくグーグル先生にお伺いを立てたところ、クロノタイプ診断というものにヒットしました。
そして私の結果は……
(出典:https://questi.jp/diagnoses/commons/chronotype/results/dolphin)
イルカタイプとなりました。意外過ぎて2回テストしたのですが、2回ともイルカタイプでした。意外と言いましたが、説明を読むと当てはまっていることも多々ありました。(そして今日このブログを書くにあたってもう1度やったら、今度はライオンタイプになってしまいました(笑)。でも一応このブログではイルカタイプで話をすすめたいと思います)。
そこでお試し期間として、1週間前からイルカタイプの理想のスケジュールにあわせて生活しています。
これがねぇ~。いいんですよ(笑)。
これまで私の立てたスケジュールだと、1日の中で活動的に過ごせる生産性の高い時間帯は午前中だけでした。しかも最近は睡眠重視で寝れるときに寝る方針をとっていたため、寝坊万歳だったので、生産性タイムの活動時間が朝10時からということも。
となると、朝10時~正午までの2時間(こちらは比較的やる気がある)と、昼食後の13時~15時の2時間(こっちはダラダラ作業してる)で合計4時間しか作業時間が無かったということになります。でも14時や15時になるとどうしてもやる気がなくなるので、こうするしかなかったんです。
ところがイルカタイプの理想のスケジュールを試してみると、午前中は今まで通りだとしても(早起きはしない(笑))、午後にも生産性タイムをとることが可能です。
私の場合、朝ストレッチなどを行ってから活動を始めるので、以下のようなスケジュールになることが多いです。
9:30 コーヒータイム&1日の計画
10:00 集中タイム
12:00 昼食
13:00 頭を使わず楽にできる作業
15:00前後 30分程度のティータイム
15:15前後 集中タイム
17:30 夕食づくり
………
23:30 就寝
最近、「23時前に眠らなくていいんだ!」という解放感から(笑)24時過ぎに眠ることが増えて、朝寝坊も増えています(本末転倒)。そのため、今後は23:30には眠って6:30~7:00に起床、9:00~1日の計画や頭を使わない作業、1日の計画などをスタートしたいです。
イルカタイプの生活スケジュールにあわせるために、これまで17時から行っていた夕食づくりを17:30からスタートに変更してもらうよう母に交渉しました(一緒に作っている)。最初は渋られましたが(笑)、いつも17時からと言いつつ「今日は20分からにしようか?」と言って20分になってもすぐに動き出さず、結局30分になることも少なくなかったからです。
私がイルカタイプだとしたら、本来この時間帯は生産性の高い時間帯のハズ。いわれてみれば、夕食づくりのときはテキパキ動けてるんですよね(料理ができるとは一言もいっていない)。そこで、15:15前後から17:30までの間も集中力を必要とする作業をする時間にしました。
その結果、これまで4時間だった作業時間が、午前2時間、午後4時間(集中タイムと頭を使わないタイムの合計)の合計6時間になりました。1日2時間増える=1週間で14時間、1ヶ月で60時間、1年で730時間。これはすごい!
実際このスケジュールを試してみたところ、午後からはやる気が出ないと思っていましたが15時過ぎ以降からであれば集中が必要な作業もサクッとこなせることが判明しました。その証拠(?)に、気づけば17:30の夕食づくりタイムになっていてあと少し作業したいと思うほどです。
ということで、多分今の私はイルカタイプだと思いますし、クロノタイプにあわせて活動することで生産性が高まったと実感できました。
ちなみにクロノタイプは一生変化しないものではなく、年齢などによって変わるものらしいです。昔の私は多分朝に強い「ライオン型」だったと思われます(なので今日の結果もライオンになったのかな?)。
定期的にチェックしてタイプに変更があればそのスケジュールを試してみたり、スケジュールがなんとなくしっくりこなければ変更したりして様子を見たいです。
時間に追われず予定をサクサクこなします!
時間に追われる生活から抜け出す4つの方法を1ヶ月と、クロノタイプを参考にしたスケジュールを1週間試した結果でした!
今のところかなりいい感じで過ごせています。ちなみに少し前にブログに書いた年末のスケジュールは、昼食後の「頭を使わず楽にできる作業」の時間帯にやる予定で立てました。だから2時間だったんです(笑)。
年末のスケジュールは時間の読みが甘く押せ押せになっていますが、押しているのはそもそも早めに取り組んでいた確定申告の下準備なので問題なし!とりあえず、当分この方法で時間に追われる生活を卒業し、生産性を高める時間の使い方に取り組みたいです。
読んでくださってありがとうございました!
*クロノタイプを提唱している博士の著書。図書館になかったので、読むとしたらリクエストをしなければ。。。
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