あなたのまわりに、何を言っても否定してくる人っていませんか?別にこちらも議論を吹っかけているわけではなく、ただ日常会話として話し始めただけなのにいちいち全部を否定されるとイラっとしてしまいます。
今日は、そのことに対して心がすっと落ち着く一言を見つけたのでシェアします。
何にでも否定をしてくる家族
私の場合家族(2人いて家族1より家族2の方が強烈)なのですが、何を言っても「そうなんだ~」とは納得せず、必ず「それは違う」「そうとは言い切れない」と反論されるます。
例えば本で読んだ健康法や、テレビやネットで見かけた人気のあるカフェなどの、別にそこまでアツくなるような話ではないのに、絶対に「そうだね」と同意してくれることはありません。
「いや、そうとは言い切れない」「人気があるって言っても、ほんの一部の人の意見を切り取っただけでしょう?」などなど。例えばこの会話が友人同士で繰り広げられているのであれば、お互い「〇〇なんだって!」「へぇ!そうなんだ」となるでしょうが、長年一緒に暮らした家族だからこそつい言い返したくなるのでしょうか?
先日は朝食の席で私が「面白い!」とか「新たな気づきがあった」と感じたとを話したのですが、「それって△△でしょ?それはどうかなぁ?」と下げるようなことを言われたので、正直な感想として「話して損したわ!」と言いました。
すると、「???」と言う感じだったので、「私は自分が面白かったこと、新たな気づきがあったことを話しただけなのに、否定的なことを言われるくらいなら話さなきゃよかったと思ったよ。」と言うと、「あ、そうだったの?」と初めてそこで自分が否定的なことを言っていたことに気づいたようです。
私はどちらかと言うと本や有名人の名言(明石家さんまさんとか(笑))に感化されやすいので、つい感動して話すのですが、他の家族2名はそういったタイプではないため「え?それってでもさぁ」みたいな感じになり一筋縄では行きません。
私としては、良い話を共有したいと思っただけ、もしそれがその人にとって特別いい話ではなかったとしても、ただの日常会話として聞いてほしかっただけなのですが。別に不愉快な話をしているわけじゃないのだから、そのくらいの会話に付き合うのはお互い様だとおもうんだけどなぁ。
ちなみに私は自分とは感覚が違う話をされても、「へぇ~!そうなんだ」と返します。普段、自分がいいと思った話を否定されて、その嫌さがわかっているからです(笑)。
あと、「その話、聞いた!」と言われることがあるのですが、これもお互い様です。わたしだって、「その話もうそらで言える」と言う話に付き合っています。そう、何度も話すのはその話をしたいからであって、教えたいわけではないとわかっているから。それなのに、自分が同じ話をしていることはすっかり忘れ去って、私の話の時だけ「それ、もう聞いた」と言うのです。
別に家族2人が極悪人と言うわけではありません。ただ、人の話を聞いて感動したり感化されたりするタイプではないということです。
だったら私もそろそろ学習して、家族にそういった話を振らなければいいのですが、ついつい面白い話、良い話を聞くと言いたくなってしまうのです。
それで最終的にはディベート大会みたいになり、どっちが勝ってもちょっと場がしらけるという感じです。最初は気分よく話し始めた私ですが、会話が終わるころには「話さなきゃよかったよ」と気持ちが沈んでしまいます。
何を言っても否定する人に対してストレスを溜めない方法
さすが最近は「言っても気分が下がるだけだ」と思い(私的には)いい話や自分の趣味の話をこちらからはしないのですが、私からそういった話をしなくなり出すと、向こうから聴いてくるのです。多分、機嫌がいいときで誰かとしゃべりたいときなのでしょう。
こちらとしては「え?普段私の趣味の話であなたが興味のない話なんて、聞こえていても返事すらしないのに!!!」と思うのですが、聴かれるとついノリノリで話してしまいます。でも次回こちらから話すとまたディベート大会。なんじゃこれ。
ということで、最近は極力ディベートになりそうな話題は出さないようにしているのですが、それでも話の流れからディベートになることがあります。そしてせっかくいい気分でいたのに、チェッ!話さなきゃよかったよ。と思うわけです。
そこで、こういったときにどういう対処をすればこちらの気持ちがささくれ立たずに済むのか?そういった方法はあるのかと思いググってみました。すると、ダイヤモンドオンラインでひろゆきさんのアドバイスが書いているページにたどり着きました。
ひろゆきさん曰く、「否定から入る人は、チャレンジしないタイプの人」だそう。これにはなるほど~!と納得しました。人がやろうとしていること、良いと思ったことの話を聞いたとき、チャレンジタイプの人は肯定から入るんですって。
確かに否定から入るタイプの人(=すなわち家族)は、何か新しいことを始めるにしても私から見ると「やらない理由」をたくさん集めるタイプです(自覚はなし)。例えばとあることで相談されたとして、私なりの解決法を言っても「それは××っていう声もあるし、これは△△って書いてるのを見た」とできない理由、やらない理由を挙げてきます。自分ではまだやってもいていないのに!
よし!とりあえずやってみよう!という感じでは決してありません。
チャレンジしないタイプの人は、それはそれで慎重に行動するということなので、チャレンジする人、しない人のどちらが良いかと言うのは一概には言えませんが、私は思い立ったらすぐにやってみたい方なので、要するにタイプが全然違うということです。
タイプが違うのだから、私がいいと思ったこと、ハッ!とした話題などを振っても、私と同じような反応が返ってくるわけはないということなんですよね。これを知れただけでも、心がスーッと晴れてきました(笑)。
ひろゆきさんは、否定されたら無感情でもいいから「ありがとう」と言っておけばいいと。一応アドバイスとして「ありがとう」受け取るけど、的外れのアドバイスだったら無視すればいいだけだって。確かにそうだわ。
私の場合家族なので、否定されて「ありがとう」までいう必要はないかなと思うので、「なるほど~。そういう考え方もあるね」で済ませることは可能です。ただ時々、こんな感じで切り上げようとすると「だって、ほら、でも」とどんどん否定する理由を言われたりもします。でもめげずに切り上げよう。
ってか、タイプが全く違うんだから、あまり私が良いと思ったり、チャレンジしたいと思ったことを話すのはやめようと思います(笑)。
そういえば過去の私は……
家族とこういった不毛な言い争いになったときに思い出すのが、そういえば私は未成年の頃は秘密主義だったなと言うことです。反対されるかもしれないくらいなら、黙って勝手にやっちゃおうということです。
自覚はないのですが小学生のころからそうだったようです。また、高校生の頃は部活が厳しくてテスト前しか部活が短時間で終わる日が無かったので(元旦も部活だった)、舞台を見に行きたかった私は、「友達とテスト勉強をして帰る」と家族に行って、部活が短時間で終わったあとに電車を乗り継ぎ、片道2時間半ほどかけて舞台を見に行ったりしていました。
反対されたら面倒だ。だったら、こそっとやっちゃおう。と学生の頃は思えていたのに、なぜこんなにも大人になった今、わざわざ家族に宣言して反対されたりするのか。それを考えてみたら……反対されても実行できる力が付いたからなんですよね。
さすがに高校時代はテスト前に舞台を見に行くなんてダメです。と言われたらそれで終了です。でも今は、何を反対されたとしても「いや、やるから」と最終的に押し切る力が身に付きました(笑)。ちなみにそういった意味では、私が家庭内で一番力を持っています(なんの宣言?)なので、ついペラペラしゃべってしまうのでしょう。
これからはプチ秘密主義で!
「そうか、否定する人はチャレンジしないタイプなんだな」と思うことでイラっとした気持ちは消えますが、否定された段階で自分の中で盛り上がった気持ちに若干水をさされた感覚になることは否めません。
なので、これからはあまり何でもかんでもペラペラしゃべるのではなく、プチ秘密主義で行こうと思います。ただ、これも難しい。私がこちらから言わないと聞いてくるので。
そうそう、最初の方に書いた「もうその話聞いた!」と言われる話ですが、ある日いい加減腹が立って「こっちだって何度も同じ話を聞いてるよ。だって、内容を伝えたいわけじゃなくて、その話のクダリを話したいんでしょう?だから黙って聞いてるんだよ」と言うと、「もう聞いた!」と言われなくなりましたし、もちろん私も同じ話をしないように心がけています。
今回家族のことを否定的な人のように書きましたが、これはあくまでも一部の性質であって、2人とも私よりも心根はうんと優しい人達です(笑)。ということを最後に声を大にしてお伝えしておきます。
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