ブログの更新が久しぶりになってしまいました。というのも、ひとつ前の記事に書いた通り新たなクライアントさまとご縁があり、開店休業状態だったフリーランスの仕事を再開しているからです。
さて、本日は仕事を休みにしたので用事を済ませがてらウォーキングに行ったのですが、単身者用マンション(多分)の前に引越しのトラックが停まっていました。それを見て、勝手に色々と思いを馳せてしまいました……。
ゴールデンウィーク初日の引越し
ウォーキングをしていると、1台のトラックが目に入りました。そのトラックは側面のデザインからわかる通り、どう見ても引越しのためのものです。そのマンションは多分単身者用で、この時期に引越しかぁ……と思いを巡らせていました。
あと1ヶ月前なら進学や就職、もしくは転勤かな?などと思うのですが、ゴールデンウィークなら時期が違います。もしかしたら引越しの申し込みに出遅れて、3月末の混み合う時期の予約が取れず今になったのかもしれません。
それか、4月末で会社を辞めて故郷に帰るのかもしれないなぁ。だとしたら、お仕事お疲れさまでしたと思ったり。いやいや、結婚で引っ越すのかもしれないし、新たに1人暮らしをはじめるために引っ越してきたのかもしれません。
過去に1度4年弱だけですが1人暮らしをしたことがあるので、単身者の引越しを見るとなんだかキュンとしてしまいます。1人暮らし歴が長い方にとっては、引越しも日常のことなのかもしれませんね。
引越しで思い出した懐かしい思い出
今日トラックを見たときにふとよぎったのは、4月末で仕事を辞めて故郷に帰るのかな?でした。そこから思い出したことがあります。
これは、私がまだ以前の推しのそのまた前の推しのファンだった時の話。人気の公演でファンクラブで1人1公演2枚までしかチケットがとれなかったので、1人で行くのに2枚取り1枚はチケット交換に出していました。当時はこんなバイタリティがあったんですね。今ではめんどくさいが勝ってしまう……。
その時に交換してくださった方がとても良い方で、年齢も近くて開演前や休憩時間に推しのことと言うよりもプライベートの話でもりあがりました。その方が、「実は明日、部屋を引き払って実家に帰るんです」と教えてくれたのです。
「え?今日、夜公演ですが大丈夫でしたか?」と聞くと、引越しの準備はすべて済ませていて、あとは明日帰るだけなのだとか。「むしろ最後にこんなに良い席で推しの舞台が見られて良かった」と言ってくださいました。
その方は故郷から上京して仕事をされていたのですが、恋に破れて実家に帰ることにしたとのこと。もう15年ほど前のことなのではっきりと会話の内容は覚えていないのですが、私が受け取った印象では何度かアタックしたけどもう見込みがないことが分かったようでした。
故郷に帰って心機一転頑張るんだと言った彼女は、なんだかとても素敵で輝いて見えました。チケット交換なので2回の出会い(お互いのチケットを1枚ずつ交換したので)、2日間のおしゃべりだけでしたが、お互い今後を励まし合ってお別れしました。
私にとって初めてのチケット交換で、こんなに素敵な出会いができてうれしかったです。
15年以上たった今、その方のお名前もお顔も覚えていませんが、このエピソードだけは忘れることなく単身者の引越しを見ると時々思い出します。
春はお別れの季節です
「春はお別れの季節です」この文章を歌うように読んだあなたは同年代(笑)。おニャン子クラブの「じゃあね」懐かしいね。
春は出会いの季節でもありますが、その前にお別れの季節なんだよなぁ。お別れからの出会いだから寂しくないのか……。まぁ、私のような生活をしていると出会いも別れも特にないのですが。別れはあっても、気づけば連絡を取ってなかったという感じなので、特別別れって感じはしないんですよね。
毎年来ていた年賀状が来なくなってはじめて、明確に別れを感じるくらいかしら?しかも年賀状は自分から減らす方向に持って行っている(来てから返す)ので、来なくなるのも当然ですが。
皆さんは今年の春、どんな別れと出会いがありましたか?私は前述の通り特にありませんが、強いて挙げるなら新たなクライアントさんとの出会いがありました。良いご縁が続きますように……(私次第か……。がんばります。笑)
*GWのおうちカフェにフレーバーコーヒーはいかが?
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