最近思うことがあるのです。それは「推し」と「株」は同じかもしれないということ。どちらも自分の思惑と違う方に進んだら、早めに手放した方がいいですよね。じゃなきゃ嫌いになっちゃうから(笑)。
(書き終わってみると、非常に内容のないつまらない話になりました。お時間のある方だけどうぞ!)
手放すタイミングって重要

「推し」にしろ「株」にしろ、好きになる(株の場合は買う)のは比較的簡単だと思います。気になってチェックしていて、よし!と思って「推し」(買い)になる。
でもその後、自分の思惑通りなら良いけど、だんだん「おや?」と感じることが増えてきたり、魅力的に感じられなくなってきたりすることもないとは言い切れません。
でもこの時、即「はい、推しやめた~!」と手放すことが私はできません。というか、最初の方は違和感があってもその違和感に気付かないのです。「今回はたまたまあまり素敵だと思わなかった」「今回は珍しくなんだかイマイチだった」と言うのを何度か繰り返していくうちに……
あまり好きじゃなくなっちゃうことがあります。もっと平たく言うと、ちょっと嫌いになることもあります。
株もそう。上がると思って買い、最初は順調に上げていたのでこの銘柄好き♡となっているけれど、そのうち徐々に下がってきてしまい、それでもまだ盛り返すハズ!と強い握力で握りしめている内に損切りできない値段になって塩漬け。その状態が2年も続けば、充分この株のことを嫌いになれます(笑)。
推しも株ももっと早い段階で手放せば……推しなら最初に「今回あまりかっこよく思えないな」と思った時点、もしくは2回そう思った時点で、株なら価格を下げて買値に近づいたあたり、もしくは買値を下回った辺りの損の少ないうちに、どちらも早い段階で手放せばいい思い出(株はそうはいかないかもだけど)だけが残るような気がしています。
推しがコロコロ変わるのは結果良いことかもしれない

ここからは株ではなくて推しのお話。
詳細を書くと無駄に長くなるので省きますが、Xのプロフィールを見るたびに推しが変わっている人がいました(笑)。それはもう華麗なる転身で、短ければ1ヶ月くらい、長くても3ヶ月くらいでプロフィールに書かれている推しがどんどん変わっていくのです。
プロフィールの推しの人数が増えていく人や、前からの推しの明記はそのままで「最近〇〇さんも応援しています」的なものはしょっちゅう見かけます。でもその人は「あれ?ついこの間まで書かれていた推しの名前がない!どこにもない!かけらもない!しかも新しい推しとジャンルも全然違う(笑)!」みたいな感じでそれはもう見事にすっぱりと推しが変わっていくのです。
当時私は1人の推し様一筋9年というところだったので、「次々と新しく好きな人ができるってすごいな~」と純粋に関心していました。
でも、です。
9年間一筋だった推し様への熱が落ち着いた頃、新たに気になる推し様が出現しました。しかも、時期をずらして複数名。このとき私もAさんのようにすっぱり次に向かえば良かったのですが、何となくこれまでの推し様を保留状態にしてしまっていました。
すると、一番気になっている(要するに一番新しい)推し様と以前から応援していて熱が冷めかけている推し様を無意識のうちに比べちゃうんですよね。そうなると、そりゃあもう冷めかけの推し様に勝ち目はないわけで。
となると、だんだん嫌なところが目についてきてしまいます。そして嫌なところが積もりに積もって……ちょっと嫌いになって終わってしまったという経験を最近いたしました。
こんなことならAさんみたいに、新しい推し様が出てきた時点ですっぱりと以前の推し様を追うのをやめればよかった。そしてやっぱり前の推し様の方がいいわと思った段階で戻れば……というか、また一からファンになればよかったと思っています。
最近、時期をずらして複数人の推し様ができたと言っていましたが、9年一筋の推し様と新しい推し様1人の合計2名マイナスイメージを持った状態で推しではなくなりました。この2名の共通点は、他に新しい推し様ができたから冷めたのではなく、冷めつつあったのに他に特に応援する人がいなかったため(今思えば)無理して推しであり続けたことです。
よくよく考えれば冷めかけてきていたことは分かってたはずなのに、無駄な握力でひっつかんでいただなんて不毛でしかないわ。
自分の感覚に注意しよう!

最近ブログで「無駄を省きたい」と書いていますが、お金、時間だけじゃなく、興味を持つ人やもの(=推し様含む)に対しても厳選したいです。さすがに人に対して「無駄を省く」とは言えませんが、興味を持つ対象はしっかり選びたいです。
もっと早く手放していたら、今回マイナスイメージで終わってしまった推し様(2名)のことも、普通にちょっと好きな状態で終われたのにな~と思うと残念です。著名人とファンの関係性はリアルな人間関係とは違うので、ちょっと違うなと思った時点で「これまで充分楽しませてもらいました。ありがとう!」と手放すのが一番ですね。相手方にしても見知らぬファンが1人減っただけで、気づきもしないのですから。
と、最近反省した出来事でした。
これはもっと自分の感覚に注意していたら防げたことだと思います。この人のファンだと自分で思い込んでいる(決めつけている?)から、ちょっとした違和感があっても気のせいだと気づかぬふりをしてしまったのでしょう。
そこに新しい推し様が登場して、無意識のうちに「こういうところが新しい推し様の方が素敵~!それに比べてあの人の対応は……」的な比較をしてしまうのです。
今後は好きな人は好きなうちに、良い思い出で手放せるようにしたいです!
と、これだけ書いておいてなんですが、別にそんなに重大な出来事があったわけではありません。とある発言で「前からちょっと気になってたけど、やっぱりもうダメだわ」と思い今後は情報を追うのを辞めただけです(笑)。
書いている内になんだかオーバーになっちゃいました。オタク話だと思ってサラッと流していただければ幸いです。こんな話につきあわせてしまってすみません。ここまで読んでくださってありがとうございました!
