少し前から楽天ポイントクラブのアプリを開くと、楽天ポイント利息をはじめない?的なお知らせが出るようになりました。しばらくは放置していたのですが、今日ふと思い立って楽天ポイント利息をはじめてみました。
今回このブログを書くにあたって知ったのですが、ポイント利息自体は数年前に始まっていたそうですね。あまり意識していなかったので知りませんでした(汗)
楽天ポイント利息とは?
楽天ポイント利息とは、楽天ポイントに毎月利息がつくサービスです。楽天ポイントは「ポイント利息」以外にも「ポイント投資」や「ポイント運用」がありますが、現金で例えると今回私がはじめた「ポイント利息」は貯金にあたり、「ポイント投資」や「ポイント運用」は株や投資信託などの投資にあたります。
したがって「ポイント利息」は元本が保証されており預けたポイントが減ることはありませんが、「ポイント投資」「ポイント運用」は場合によっては元本割れする可能性も。しかしポイントが大きく増える可能性が高いのは「ポイント投資」や「ポイント運用」だと認識しています。
楽天ポイント利息は通常ポイントのみ追加(預入)が可能で、期間限定ポイントは追加できません。また、提携サービスから交換した通常ポイントも追加できないとのことです。
利率は毎月変動するみたい
貯金と同じく預けておけば利息がつくのですが、気になるのはその利率です。Q&Aに”本サービスのWEBサイト上に表示する毎月の利率によって計算されたポイント数”との記載があることから、毎月の利率は異なる、もしくは今後異なる可能性があるようです。
ちなみにこのブログを書いている6月16日時点での利率は「年利0.108%」。他の金融機関で近い数字を探してみたところ、ゆうちょの定期預金(3年)が0.110%でした。
利息分のポイントは毎月5日に入る
金利とともに気になるのが、利息分のポイントはいつ手に入るのかということ。Q&Aによると、毎月末23時59分59秒時点のポイント利息残高で計算された利息が、翌5日に利息口座に入ってくるそうです。ちなみに1ポイント未満は繰り越しとなり、1ポイントになった時点で進呈されるとのこと。
実際どのくらいお得なの?
数字に弱いので間違っていたら申し訳ないのですが、楽天ポイント利息はどのくらいお得なのかをちょっと計算してみました。
年利0.108%ということは、月利0.009%になります(これはダイヤモンドzaiにも書かれていたので正しいハズ(笑))。ということは、月末時点で1,000ポイントの残高がある場合……
1,000×0.009%=0.09ポイント
毎月0.09ポイントですね(汗)。1ポイント未満は繰り越しで1ポイントを超えてから進呈されるので、毎月月末に1,000ポイントの残高がある場合は12ヶ月=1年でやっと1ポイントがもらえるという計算になります。
出し入れは簡単!
ポイント利息を始めるのも案内に従って画面を何度かタップするだけと簡単ですし、ポイント利息へのポイント追加も引き出しも1ポイントから簡単に行えるようです。
また自動追加の設定を行っておくと、毎日0時以降順次手持ちのポイントが自動でポイント利息に追加されるので手間もかかりません。また、0時からの自動追加を待たずに手動で追加することも可能だそうです。
楽天ポイント利息のただひとつのメリットは?!
私は現在たまたま楽天のダイヤモンド会員ですが、楽天のヘビーユーザーではありません。加えて数カ月前からメインカードを楽天から別のカードに変え始めています。したがって、ポイント利息で利息がもらえるほどの通常ポイントは手に入りません。要するに、ポイント利息をはじめても、1年で1ポイントももらえる見込みはありません。
ではなぜポイント利息を始めたのかですが、私にとってただひとつ、それでも大きなメリットがあったからです。そのメリットとは……
ポイント利息に追加している通常ポイントは、引き出すまで使えないこと!
です。なぜこれがメリットになるかというと、私は楽天の通常ポイントは全て楽天カードの支払いに充てています。楽天カードでポイント支払いをしても、カード利用でもらえるポイント数は減らないのでこれが最もお得なポイントの使い方だと思うからです。
そして楽天カードのポイント支払いに使えない期間限定ポイントは、楽天キャッシュの残高と合わせ楽天ペイを通して街のお店で使っています。お店での支払いに使えばお金と同様につかえるため、これが一番お得な使い方だと思うからです。
楽天ポイントを街のお店で使う場合、ポイントカードでの支払いよりも楽天ペイを通して支払う方が使えるお店が多くなります。よって、期間限定ポイントは楽天ペイで街のお店での支払いに使うのですが、支払いの際に期間限定ポイントのみを使うことができません。
通常か期間限定を問わずポイントを使うか使わないかの二択になります。私の理想としては、期間限定ポイント+楽天キャッシュで支払いたいのですがそれができないのです。
例を挙げると楽天ペイで216円の買い物をする場合。手持ちの通常ポイント50、期間限定ポイント40、楽天キャッシュ残高2000円とします。
その場合、楽天キャッシュの残高のみで支払う or 通常ポイント50+期間限定ポイント40+楽天キャッシュ残高126円で支払うのどちらかになります。期間限定ポイントを無駄にしたくないので、ポイント利用を選ぶわけですが、そうすると街のお店で中途半端に通常ポイントを使うことになり、楽天カードの支払いに充てるポイント数が減ってしまうのです。なんだかそれがもったいなくて……。
ところがポイント利息を利用すると、このプチストレスが解消されることに気付きました。というのも、前述の通りポイント利息に通常ポイントを追加している限り、楽天ペイの使用時にポイントを使う設定にしても期間限定ポイントしか使われなくなるからです。
これはありがたい!
今まで、あぁ無駄に通常ポイント使っちゃうな……と感じていたプチストレスが手間もリスクもなく解消されました。
ポイント利息に追加したポイントはいつでも簡単に引き出せるので、月末近くなりカードの支払いに充てたいときに引き出せばOKです。最初はポイントを1年くらい貯めておいた方が利息がついてお得かな?と思ったのですが、私の場合1ヶ月で通常ポイントが1,000もたまることはないので、2~3年かけて1ポイントもらうくらいなら、毎月のカードの支払いに充てた方いいと思っています。
ポイント利息でプチストレス解消
以上が、私が楽天ポイント利息を始めた理由と、私が思う楽天ポイント利息のメリットでした。意図しないところで通常ポイント使わないように取り分けて置く鍵付きの箱的な使い方で、本来の目的とは異なりますが、便利だと感じるうちは使い続けたいです。
それにしても2021年からスタートしていたサービスだとは知りませんでした。アプリを開いたときに表示されるお知らせってきちんと見ずに消しちゃうんですよね。今後はさらっとでも目を通したいです。
*話は全然違いますが、最近マクラメ編みのスマホショルダーストラップがかわいいな~と思っています。
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