10月末、突然排尿痛に襲われました。これまで特に膀胱炎になったことはなかったので、身に覚えのない痛み。思わずトイレで「ウッ!」という声が出そうになりました(が、外出先のトイレだったのでこらえました)。
そして時期を同じくして、デリケートゾーンの違和感も覚えました。そして今、症状は治まっています。はっきりしたことはわかりませんし、私は専門家でもないのでこんな人もいるんだなぁという程度に聴いて(読んで)いただきたいのですが、私が経験したことをシェアしたいと思います。
膀胱炎疑いで泌尿器科クリニックへ
(記憶にある限りは)初めての排尿痛。排尿痛=膀胱炎(と思い込んでいた)って比較的スタンダードな疾患のイメージがあったのですが、本当に痛いんだなと痛感(汗)。
47歳の終わりにある日突然排尿痛
その日は朝から近所のスーパーに買い物に行きました。行きは母と車で、帰りは母に車を預けて健康のためにウォーキングしながら帰ることにしました。帰宅までに少し時間がかかるのでトイレに行っておこうと思い用を足すと、尿の出始めで激痛!いわゆる排尿痛といわれる症状でした。
とりあえずこの1回であってほしいと願ったのですが、帰宅後もやっぱり排尿痛が。ただ、最初は尿の出始めだったのですが、途中から用を足している途中、そのあとは尿が出終わるころと変化していきました。
ネットで調べてみたところ、尿が出終わるころの排尿痛は膀胱炎の可能性が高いようです。放っておくとよくないようで(そりゃそうだ)、とりあえず泌尿器科クリニックの予約を取り翌日受診しました。
排尿痛ですが、一番強い痛みは初回外出先でトイレに行ったときで、そのあとは痛みはあるものの徐々にマシになっていきました。
尿検査の結果菌は検出されなかった
最初、泌尿器科ってどんな診察なんだろう?とドキドキしていたのですが、多分尿検査がメインだなと気づき(笑)安心してクリニックへ。やはり診察自体は尿検査の結果を聴く、膀胱炎にならないためのアドバイスを聴くというものでした。
気になる尿検査の結果ですが、なんと菌性の膀胱炎で見られる菌はなし。むしろきれいな状態(?)なのだそう。その後、膀胱炎の原因や注意事項などを図を用いて丁寧に説明していただきました。
なるほど。実は始めて排尿痛を覚えた翌朝(クリニックに着た日)は、朝からほとんど痛みが無かったのです。そのことを先生に伝えると、すでに菌が流れ出たのかもとのことでした。
私の場合、尿検査で菌が混じっていなかったため、抗生物質を飲む治療法はあまり効果的ではないとのこと。薬を飲まなくても良いし、漢方を処方することもできますと言われたので、漢方の処方をお願いしました。
先生曰く「2週間分出しておきますが、1週間分飲んで症状が収まれば、残りの1週間分は次回症状が出たときまで置いておいてもいいです」とのことなのでそうさせてもらいました。
クリニックから帰宅してからは排尿痛もなく、とりあえず1週間分の漢方を飲みました。ちなみに漢方は五淋散です。
膀胱炎の診断だけど菌性ではなかった。そういえば前日ネットで少し調べたときに、菌性ではない膀胱炎もあると見かけたなと思いながらも、体調不良をネットで調べると恐怖心をあおるような記事にヒットすることも多いのでそれ以上調べませんでした。
翌月もまた微かな痛みが……
クリニックに行って以来排尿痛はなくなっていたので、一時的なものだったと安心していたのですが、翌月にも微かな痛みが再発しました。チクッとするような釘で刺されたような何とも言えない痛みがあるので、トイレに行くたびに「今回はどうだ?」とドキドキ。
Twitterなどで何度も膀胱炎を繰り返している方は、「またあの痛みが来た!」などとおっしゃっていますが、身をもって体験し本当に大変な痛みであることを知ったので心中お察しいたしますという感じです。
痛みが微かだったことと、前回の検査結果を踏まえ多分菌性ではないという思いから別の原因があるのではないか?と思い始めました。そのため残っていた五淋散も飲んでいません。
前回と今回、症状が出た時期や状況に色々思いを巡らせていたら、あることに思い当たりました。
デリケートゾーンや下腹部の違和感
20代のころは生理痛やPMSなども体験したのですが、大人になるにつれて生理痛、PMSとは無縁の生活を送っていました。生理周期も体温の変化も整っており、判をついたように同じ周期なので予定も立てやすかったです。
生理周期の乱れとともにデリケートゾーンに違和感を覚える
そんな私ですが、この半年くらい女性ホルモンの周期にあわせて(?)デリケートゾーンや下腹部に違和感を覚えることが出てきました。ただ、微かな症状であり1日2日で終わるため、排尿痛が起こるまであまり気にしていませんでした。
確か半年くらい前からかな~?と思い健康記録のアプリを見てみると、そのころから生理周期が乱れていることが判明。これまで特に婦人科系の不調もなく27日周期だったのですが、今月はいつも通り、今月は早かった、などの変化を経ながら、最近は24~25日周期になっていることに気付きました。
しかもデリケートゾーンや下腹部の違和感付き。下腹部の痛みや違和感は大したことがないのですが、排尿痛を感じた月の生理前(もしくは排卵時?)のデリケートゾーンの違和感は酷く「え?この先一生こんな感じ?絶対に嫌だ」と思うような違和感だったのです。
感覚としてはヒリヒリするというか、もやもやするというか、ジーンとするというか……とにかく意識の8割が常にそこに向くという感じ。こういう状況って起こるのだろうか?とネットでリサーチしたときにどなたかが上手に表現されていたのですが、まさしく「下着に触れる面積が広くなった感じ」というところでしょうか?
最初はショーツが食い込んでるのかな?って思っていたくらいです。でもショーツを直しても変わらないので、ショーツではなく自分に原因があることに気付きました。
そこに加えて排尿痛です。尿中に菌は無いようですし、この2つに関連性があるのでは?と思いました。となると、思い当たるのは更年期(というか年齢を重ねたこと)による骨盤底筋の衰えです。
とにかく骨盤底筋を鍛えよう!
「このデリケートゾーンの違和感が、今後一生続くのは耐えられない」と思った私は、翌日から骨盤底筋群のトレーニングを始めることにしました。Youtubeで検索すると色々とやり方が出てくるので、そのなかの1つをチョイス。
難しいながらもイメージしながら2~3日続けたのですが、1回につき15分以上かかる上に朝・昼・晩の1日3回が推奨されていました。立ったままできるので、買い物でレジに並んでいる最中やテレビを見ながらでもできるのでしょうが、しっかりと意識を向けてトレーニングしようと思い集中すると1回15分×3回=45分は結構な時間です。
ただでさえ朝晩ストレッチをしているので、健康のストレッチとプチトレーニングに1日1時間半から2時間くらい使うことになります。これは……続けられないな……。と思い、気が付いたとき、できそうなタイミングの時だけ実行することにしました。
そして思い出したのが、婦人科系の不調がない頃から(でも体調不良はあった)読ませてもらっていた三雅(mika)さんのブログにあった骨盤底筋の鍛え方。
詳細は↑ブログを読んでほしいのですが、「おしっこの最中に出す→止める」を繰り返す方法です。これならトイレに行くたびにできるし、時間もさほどかからない。トレーニングしなきゃ!という気構えもほぼ必要ない。
さらに……(↓は三雅さんのツイート)
女子の体にやっぱりすごい。内ももほぐそう。内ももは骨盤底筋と連動しているし、何本もの内ももの筋肉は股関節に繋がっているので、ここが柔らかくほぐれて使えるようになると、膣、子宮、骨盤などに本当に良い。ぜひ読んでね。https://t.co/nZHxuTitq6
— 三雅 mika (@mika_gracehouse) November 30, 2020
夜ストレッチに内ももほぐしを取り入れて……(これに関してはまた別記事に書きたいことがあるのですが、数年前に試したときはこのポーズすら取れませんでした)。
【2022.12.30追記】
内ももほぐしについて、別記事に書きました!
【追記ここまで】
両膝をつけて座っていられない人は、内ももと骨盤底筋が弱く、膣も野放しになっている。このタイプの人はいくら腹筋やってもお腹が凹みにくい。お風呂上がりに膣から水が出たり、おりものが多い人も多いはず。色々と連鎖して女子の不調になっていく。まずは膣を閉じておくこと、両膝をつけて座る練習ね
— 三雅 mika (@mika_gracehouse) November 20, 2022
座っているときは極力両膝を付けるようにし……
子宮卵巣を良くするため膣を閉じておく宿題を出した生徒さんのお腹が、1ヶ月で驚くほどペタンコになった。お腹ペタンコ=腹圧が高い。腹圧は主に深層腹筋の腹横筋と膣(骨盤底筋)によって高まる。膣を野放しの女子が多い。常に膣を閉じておく意識をしよう。子宮卵巣に大事だしお腹ペタンコになるよ。
— 三雅 mika (@mika_gracehouse) June 12, 2022
適度に腹圧を意識して、野放しにしないように(笑)心がける生活をつづけました。
ほんと、三雅さんのブログやツイッターは女子の健康を願って有料級の情報が盛りだくさんなので、興味がある方はぜひチェックして欲しいです。ブログからにじみ出るお人柄も好き。
先日、ご著書も出版されました!
【2023.1.15追記】
同時期から、せっせと婦人科系に効果のあるツボにお灸もすえました。お灸自体は以前から利用していて体に合うと思っていたのですが、今回も効果抜群でした!(と思っています)
【追記ここまで】
納豆もスタート!
大豆イソフラボンの摂りすぎは体に良くない。そんな情報がパーッと広まった辺りから、何となく大豆製品の摂りすぎに注意しなきゃと思っていました。でもよく考えてみると、私が日常的に摂取している大豆製品って、毎朝のきな粉大さじ2杯くらい。
あとは食事で出るお味噌汁(昼・夜と続くこともあれば、数日飲まないこともある。特に夏はほぼ飲まない)やお豆腐、厚揚げくらいです。飲んでるプロテインはホエイだし。
どう考えても取りすぎってことはない。むしろ、取らなさすぎかもしれない。そもそもサプリで摂取してないから、取りすぎを注意するほどではないと気づきました。ということで、同じころから毎朝大さじ2杯のきな粉に加え、1日1パックの納豆もスタートしました。
排尿痛から3ヶ月目:トレーニングから1ヶ月後の変化
三雅さんの骨盤底筋を鍛える方法と、毎日1日1パックの納豆を試してから今日でちょうど1ヶ月。いつから始めたかな?と手帳の記録を見てみたら、11月26日のメモに「お腹しくしく、デリケートゾーンもやもや、排尿痛ちょっとあり。もしや更年期によるものか?そしてPMS?骨盤底筋トレと三雅さんの女子の神5やる!!と決意」「更年期対策で今日から1日1パック納豆はじめる」と書かれていました(笑)。メモしておくものですね。
ちなみに三雅さんの女子の神5とは、女子がやって損はない……いや、やればやるほど幸せになれる(と私は思う)手軽な5つの体操やら呼吸法やらで、これはゆる~くですが3年間ほど続けています。腰まわしはずいぶんスムーズにできるようになりました!詳細は三雅さんのブログ、もしくはご著書をチェックしてみてください。
この1ヶ月間嫌な症状がない
クリニックに行った後、一時的なものだと安心しきっていた排尿痛が翌月現れたときの恐怖よ。。。その後、生理周期と連動しているなら来月もくるかもしれない!と恐れていました。
ですが、このトレーニングを始めてから今日で1ヶ月。まだ今月は、排尿痛もデリケートゾーンの違和感も起こっていません。
これはなかなか良い調子なのではないでしょうか?!この調子で、これからも骨盤底筋群のトレーニング(と言っても私にとっては「ついで」にできる手軽なものばかり)と、1日1パックの納豆を続けたいと思います。
筋トレも生活に取り入れはじめました!
このことがあって色々リサーチした結果、排尿痛やデリケートゾーンの違和感だけじゃなく、これから訪れる老化対策として筋トレを取り入れた方が良いのではないかと言う結論に至りました。筋トレは三雅さんもおすすめされています。
先日、Twitterで人気のTestosteroneさんのご著書を読み、ますますその気になっています。そして、別の本も図書館で借りました↓↓( ̄ー ̄)ニヤリ
ちなみにTestosteroneさんはTwitterで良いことを言ったり、面白いことを言ったりされていて、前回読んだ本もクスッと笑えるところがあり楽しく読めました。ダイエット本を読むのも楽しみです!
筋トレはカラダだけじゃなくて心も強くなるし、心が強くなれば不安からの不調がなくなると思います。筋トレに苦手意識を持っている私ですが、心身共に楽しく鍛えたいです(ムキムキにはなれないですけど)。
これからも健康で毎日を楽しみます!
3年前に体調不良になってからは、健康じゃないと毎日を楽しく過ごせないと実感しています。完璧じゃなくても、昨日より今日、今日より明日。時々後退したとしても、また一歩ずつ健康に近づきたい。そのためにも、カラダとココロを鍛えて強くしたいです。
あと、推し様の力も偉大ですね(昨日の配信イベ最高でした♡)。今年は新たな推し様が2人も見つかり、たくさんのパワーとトキメキ(笑)とやる気を頂きました。来年も引き続きいろんなことを楽しめるように、日々楽しみながら体づくりに取り組みたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!みなさんの健康を祈っています!
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